1: オムコシ ★ 2016/02/29(月) 22:16:08.21 ID:CAP_USER.net
“元プロ野球選手、清原和博容疑者が覚せい剤所持によって逮捕”この余波は意外なところにまで及んだ。小学館が発行する少年漫画誌「コロコロアニキ」で連載中の『かっとばせ!キヨハラくん』が突如として休載になったのだ。 今回は『かっとばせ!キヨハラくん』のように、現実の出来事に思わぬ影響を受けてしまった“なんとも間の悪い”漫画・アニメを調べてみた。
■連載スタート前日に○○○が死亡!?
「週刊少年チャンピオン」で2012年7月に連載スタートした、少女のパンダ育成漫画『パンダのこ』。上野動物園のパンダ「シンシン」が出産するタイミングに合わせた連載だったが、まさに第1話の掲載号が発売される前日、生まれたばかりの子パンダが死亡してしまった。
この出来事はあまりのタイミングの悪さにネットニュースや掲示板サイトでも取り上げられ、ファンから同情の声が寄せられた。結局、作品のリニューアルでテコ入れを図ったが長期連載はかなわず、単行本も1冊のみの発売といういささか不遇な扱いとなっている。
■事件発生→アニメ自粛の流れ
現実に重大事件が起こった直後は、それを連想させる描写・設定のアニメ作品がしばしば放送自粛される。
たとえば2007年、京都府で少女が父親を斧で斬りつけ殺害した事件では、アニメ『School Days(スクールデイズ)』『ひぐらしのなく頃に解』が放送中止とされた。また、2014年に長崎県で女子高生による同級生バラバラ殺人事件が起きた際は、『PSYCHO-PASS サイコパス 新編集版』の放送が見送られた。いずれも同時期の事件と犯人像や手口が似ていたためと見られる。
放送自粛の理由になる事件が、日本国外にまで及んだケースもある。2015年にイスラム国による日本人誘拐事件がメディアで騒がれていた時期、『探偵歌劇 ミルキィホームズ TD』と『暗殺教室』が放送休止された。これらには誘拐または殺人が内容の一部に含まれていた。
■テレビ局の買収騒動に『ガンダム』が翻弄された?
1996年に放送されたアニメ『機動新世紀ガンダムX』。戦争によって荒廃した未来の地球と宇宙を舞台に、少年と少女の出会い、そして最強の機動兵器「ガンダム」をめぐる戦いが描かれた本作は、4クール放送されるはずが1クール短縮され、全39話で終了となった。また、テレビ朝日での放送時間帯が途中から予告なく変更され、視聴者の混乱を招いた。
こうしたゴタゴタの要因として、制作スケジュールが逼迫していたことは公然の事実だが、それとは別に、当時進行していた「テレビ朝日の買収騒動」が大きな影響を与えたという説も根づよい。

http://ure.pia.co.jp/articles/-/53133
*続く