Animelo Summer Live 2014 8/29【感想・レポ】

Animelo Summer Liveことアニサマ1日目・初日(8月29日)に行ってきましたので感想をざっと纏めます。いつもの感じで愛情たっぷり毒もたっぷりですのであしからず、です。01SKILL / JAM Project 02Wings of the legend / JAM Project 03Breakthrough~Rocks~レスキューファ…

Animelo Summer Liveことアニサマ1日目・初日(8月29日)に
行ってきましたので感想をざっと纏めます。
いつもの感じで愛情たっぷり毒もたっぷりですのであしからず、です。

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01SKILL / JAM Project
02Wings of the legend / JAM Project
03Breakthrough~Rocks~レスキューファイアー / JAM Project

久しぶりに登場JAM Projectの皆さんは、売上はいまいちでも安定の盛り上がり
アニサマ立ち上げに力を尽くしたメンツで10周年のトップバッターは、
賛否両論あろうと粋な計らいだと思う。SKILL一曲目もありそうでない感じでGOOD。


04FOOL THE WORLD / 茅原実里
05境界の彼方 / 茅原実里
06向かい風に打たれながら / 茅原実里

最近凋落著しい彼女ですが、このあたりがベスポジですよね。
トリは本人もファンもそうでない人も望んでいないし、
最初の方に出てくると、なんとなーく豪華に聞こえるという。

写真集発売直前だからか、ビジュアルがもの凄く安定していた。本日の衣装大賞。
そしてやはり彼女は「境界の彼方」みたいな曲があうのに
頑なにロック志向に走るのは勿体ないよなーという勝手なファン心理。


07OVERDRIVER~ZAQNESS / ZAQ
08Alteration / ZAQ

歴代テーマにかけた面白ラップに安定した歌唱力という数少ない本気アーティストZAQ。
彼女はぜひ売れて欲しいんだけども、ぱっと見DQN風情なのでオタクに受けるかは微妙。
曲も彼女にしか書けないであろう独創性豊かな感じで、自分は好きです。


09Trust in you~デート・ア・ライブ / sweet ARMS

シリアスちっくな歌謡曲で意外といい曲を歌うんだけれども
この後に続くアイドル軍勢に埋もれているのでなんとも言えないこの感じ。
まぁ企画物はメドレーで充分かな?


10 7 Girls War / Wake Up, Girls!
11タチアガレ! / Wake Up, Girls!

マイク不調という残念な感じが全てを持って行ったワキガさん。
てっきり不人気アニメの代名詞なのかと思いきや、会場は意外と盛り上がっていました。
おまえアイドル物で若い女だったらなんでもいいんか!という感じ。

ぶっちゃけ歌唱力含めたパフォーマンスとしてはこの日最低でしたけど
それを売りにしてるんだから致し方ない。B級アイドル界のB級ってある意味凄い。


12アイドル活動!~Signalize!~ダイヤモンドハッピー / STAR☆ANIS
13SHINING LINE* / STAR☆ANIS

うーんこのあたりから感想が苦しくなってくるぞ。アイドル物が多すぎやしませんかね。
まぁオタクの需要があるから仕方がないんですけどね。
セーラームーンみたいな恰好した人がたくさんいた、という感想しか持てません。


14With You / With Me / 9nine

川島海荷率いる本気アイドル。
この流れで見ると、いかに本業アイドルのスキルが高いかがよく分かるという感じ。
キレキレダンスに安定した歌唱力。
ただそれがアニサマに求められているかというと、果てしなく謎。
SHINING☆STARも歌えたら良かったのにね。


15君が笑む夕暮れ / 南條愛乃

この年のアニサマで最も歌唱数が多かった彼女。
ソロ活動は無難なJ-popにありがちバラードなわけですが、これは彼女の趣味なのかな?
彼女のような細い声を活かしつつfripsideとは別の角度で、となると
こういう方向になるのは仕方ないのだろうけども。
この路線は坂本・花澤がいるので難しいよねーという老婆心が芽生えたりそうでなかったり。


16Dragon Soul~空・前・絶・後 Kuu-Zen-Zetsu-Go / 谷本貴義
17ビュンビュン! トッキュウジャー / Project.R

特撮枠。安定した歌唱力はさすがですが、アニサマの需要的にも難しい物があるなーという。
一生懸命盛り上げようとする割にすべってしまったのが見ててハラハラしてました。
みんな男には厳しいんだね。


18Fight 4 Real / ALTIMA
19Burst The Gravity / ALTIMA
20CYBER CYBER / ALTIMA feat. Wake Up, Girls!, STAR☆ANIS & 9nine

エセ小室ミュージックで攻めるALTIMAは、本人たちのノリがもう、いかにも90年代。
バシバシ打ち込みトランスに無駄に煽るラップ、という
どこにアニヲタの需要があるのやら、と思ったら意外や意外人気でビックリ。

ダンサーズのアイドル軍勢は完全に惰性でしたね。
スモークで決めのALTIMAポーズも見えなくて残念でした。


21未来聖闘士Ω~セイントエボリューション~ / 流田Project
22アニメじゃない~夢を忘れた古い地球人よ~ / Project.R×流田Project

アニメ界の叩き上げバント流田Projectとまさかのコラボ。
流田Projectはなんだかんだ一般受けする爽やかな歌声の持ち主なんだけれども
いかんせんやっかみが半端ないので可哀想。
素直にインディーズでやってればみんな幸せだったのかな?
コラボはまぁ、本人たちが楽しそうだったので良かったねーとしか言えません。


23恋はみるくてぃ / petit milady
24スキ キライ キライ 大スキ♡ / petit milady

懐かし番組「ザ・ベストテン」をパロりながらのpetit milady。
後半は声優らしいセリフの掛け合いがあるノリノリナンバーなんだけども
そもそも歌唱力がこんなに難のあるコンビだとは思わなんだ。
ビックリするほど歌えていないぞ。
これはソロで本気で歌いにいくのはそりゃー無理だという感じ。
ビジュアルはさすがですね。


25暁の水平線に / 第一航空戦隊 旗艦二代 赤城・翔鶴
26提督(あなた)との絆 / 金剛型高速戦艦 金剛・比叡・榛名・霧島

大人に大人気の艦これは、まさかの1人4役をやってのける荒業を披露。
…なんだけども、たぶん何も知らない人には何がなんだかだろうなー。
歌も頑張っている感じはよく分かったけども、残念ながらヘナヘナでした。


27FANTASTIC TUNE / 小野賢章

本日の男性陣最年少ということで、
ステージを懸け回って必死に盛り上げる姿は、いやー若い若い。
その昔、宮野真守が初登場でスカして大ブーイングを食らった反省かは知らないけど
堅実に頑張り最後はまさかのバク宙で大盛り上がり。オタクの心をガッチリ掴んでました。
アニヲタは謙虚なヤツに弱いということがよく分かります。頑張ったで賞ですね。


28Butter-Fly / 和田光司
90年代アニソンの代表曲がついに登場。
歌い手本人は病気明けということもあり、否応なしに会場大熱唱。
立ち姿はさすがのオーラ。最後の私服姿にはガリガリ過ぎてビックリしましたが。
一日も早い回復をお祈りしています。


29IGNITE / 藍井エイル
30シリウス / 藍井エイル

新人枠を飛び越えて、もはや謎のオーラを纏う藍井エイル。
IGNITE始まりの時の歓声はこの日一番だったんじゃないかな?

今までは神秘のヴェールに包まれたアーティスト風に売っていた彼女だけども
この日は終始ニコニコと楽しそうに歌っていて、表舞台に立ててよかったなーという感じ。
照明等の演出も含めて、本日のベストアクト。

31Believe / 藍井エイル & 黒崎真音
32X-encounter / 黒崎真音

どこに需要があるのかよく分からない割に出ずっぱりな黒崎さん。
コラボからの着替えからのソロ、という流れで今までの盛り上がりを切っちゃってましたが、
まぁさすがの歌唱力。でも、最後の挨拶時の嘘泣きはいただけませんなー。
あれはさすがの中学生男子でも騙されませんよ。


33sister's noise / fripSide
34black bullet / fripSide
35only my railgun / fripSide

南條さんの歌唱力もなんとか安定してきてます。
前はメロディーに追いつくのに必死で息も絶え絶えという感じでしたが
今回は会場を盛り上げようと煽りも出来る余裕ぶり。

もう何度目だよと言われがちなonly my railgunですが、盛り上がるんだから仕方ない。
black bulletという新たな代表曲も出来て(会場は赤一色で大盛り上がり)よかったよかった。


36WHITE BREATH / T.M.Revolution
37INVOKE / T.M.Revolution
38ignited -イグナイテッド- / T.M.Revolution
39HEART OF SWORD ~夜明け前~ / T.M.Revolution

自称・アニメに魂を売った元アーティスト西川さんですが
外様な彼がトリを務めたということで、賛否両論あるけれども個人的には可。
ただ、あのイイ人アピール丸出しの説教はなんなんだろう。
あんたがアニメ好きなのは分かったから、一先ず落ち着け…と肩を叩きたくなります。

煽りといい歌といいさすがの盛り上がりでしたが
いかんせんこの日はずっと機材の調子が悪く、いまいち声が聞こえなかったという残念ぶり。
これは彼のせいではないんですけどね。少し残念でした。


40 OUTRIDE / アニサマオールスターズ
41 ONENESS / アニサマオールスターズ


【総評】

去年から3日間になり、年々「薄く」なってきていると巷では言われていますが
なんだかんだとても楽しかったと思います。
与えられたコマの中でやり切れることは全てやり切ったという感じ。
ただこれが3日間の中でのパワーバランスを考えると難しいんですよね。
(最終日は露骨に事務所の力関係が働いてしまってたりするので。)

あと、地味に男性歌手が増えてきているのもいいですね。
昔は声優含め女ばっかりでしたが、やはり幅があるのはいいことだと思います。
なんやかんや書いていますが、
10周年という記念会の最初としてはとても良かったんじゃないでしょうか。来年も期待です。

個人的賞レース
ベストアクト賞:藍井エイル
次点:fripSide
頑張ったで賞:ZAQ、小野賢章
衣装大賞:茅原実里
反省点:機材担当スタッフ。笑